2010年2月21日日曜日

2010年新年初打ち合わせの続き


新年の初打ち合わせは銀ちゃん不参加のまま貝願亭で行われ、事務局主導で曲目をほぼ決定してしまいましたが、特に問題なさそうなのでこのまま行きそうな気配です。三浦さん(上の写真真ん中)からは「BSEはコーラスの声質がまとまっているのでそこを意識するように」とのアドバイス。要するに自分たちの特徴を生かした演奏を心がけるようにとのことだと思いますが、肝に銘じることとしましょう。
実際の話、ホワイトアルバムやマジカルミステリーツアーが好きな桑名さんと、初期から中期にかけてまだB4がライブをやっていた頃の曲を好む津野さんとの年代差は少なくないのですが、おそらくこれは全てのビートルズフォロワーのバンドにも共通する事情なのだと思われます。僕はといえばどちらかというと桑名さんに近いのかもしれません。

ビートルズはギター一本でも十分やれる曲がほとんどで、後期のリッチなサウンドの曲についてもシンプルに演奏しようと思えばできなくはないと僕は思っています。なので、メンバーが揃わなければ、集まれるメンバーだけでシンプルなビートルズを、というのも十分アリだと思います。アレンジをいろいろ考えながら自分たちのビートルズを作っていくのも楽しい作業ではあります。完コピでなくても十分楽しめる懐の深さもまたビートルズの魅力のひとつでもあります。ベンチャーズだとそうはいきませんからね。
今回の曲目も、アンサンブルという点では昨年を上回る難曲ぞろいですので、気合を入れていかないとエライことになりそうです。出来不出来の多くはフロントの3人にかかっているといってもいいかもしれません。自分としては昨年を上回る出来栄えにすべく決意を新たにした夜ではありました。

2010年2月8日月曜日

2010年課題曲候補が決定

2月7日のミーティングにて事務局からの決算報告の後、曲目選定に入り、今年の課題曲候補があらかた決まりました。銀ちゃん欠席の中、ボーカル担当の3人中心の意見を集約した容ですが、これを叩き台にしていくことになりそうです。
基本的にコーラス重視の曲目選定になった感じです。ビートルズの場合、そこは重要なポイントと思われますので、より全員のチームワークが必要になってくるでしょう。
比較的初期~中期の曲が多いように思われます。
「Mr. Moonlight」「Nowhere man」「You are going to lose that girl」「Day tripper」「I feel fine」「Please please me」「Please Mr, postman」「I saw her standing there」「Taxman」「Kansas city-Hey Hey Hey」「All you need is love」「I've got a feeling」「Dig a pony」「Jerous guy」(Johnソロ曲)
これにこれまで演奏した曲の中から数曲再チャレンジするものを含めて、レパートリーとしてすぐにでも演奏できる曲をすこしずつ増やしていこうということになりました。
初期の曲は特にキーが高くてコーラスも結構辛いんですが、なんとか方策を考えましょう。
僕が考えていた候補曲はほとんど入ったので満足というところでしょうか。
フルメンバーが揃わなくても本番までの間にミニライブをこなしていくのはどうか、という意見も出されました。すべて時間との戦いになると思いますが。
後期の曲をやる場合はキーボードの扱いをどうするかという問題が生じてきますが、後期は後期で集中的に曲をまとめないと、キーボードを誰かに頼むにしても曲によって入れ替えが面倒になりますので、企画の段階からよく考慮しないといけないかもしれません。
それと、発音の話ですが、”th””v”の子音の発音について指摘あり。それだけじゃなくてたぶん”w”とか”r”も問題なんだとは思います。”er”の母音も含めて日本語の体系に無い発音は要注意ですね。リバプール訛りまでコピーする必要はないと思いますが、英語に聞こえないというのではちょっとね。
それと、自分のブログにも書きましたが、リズムを感じさせる発声というか、8ビートにのっとった発声というのは大事じゃないかとも思います。ジョンのボーカルにはスローな曲でもそれを感じます。単語と単語の間に小さな”ッ”が挟まっている感じとでも言えばいいんでしょうか。音を切るところではきっちり八分音符に分割して乗っているのがよくわかります。
細かい話ですがおそらくこういうところをクリアしていくことでバンドのノリが改善されていくのだろうと思います。テクニックなんてそんなにバンドによって大きく違うことも無いでしょうから、最後は細部の仕上がり勝負になってくるのだろうと思います。
つまらないコードのミスとか歌詞の間違いとかを極力少なくしなければならないということについては前にも書きましたが、それにはまず曲を出来る限り覚えるということが必要になってきます。集中力というか、緊張感というか、初めて人前で演奏した頃の感覚を忘れないでいるということが大事だと思います。
今年は「コーラスをより美しく」というテーマを持って練習に励みたいと思います。乞うご期待!

2010年2月4日木曜日

2010年の課題曲について

今年の課題曲ということでいろいろ考えてみましたが、ビートルズの場合はほんとにどれも粒ぞろいで全部一度はやってみたい曲ばかりで困ります。
個人的な好みでいうと「リボルバー」が最近のお気に入りなのでこの中からいくつかやってみたいと思いつつも、聴いてくれるお客さんのことを考えると自分の好みだけではまずいかとも思うわけで、なかなか難しい問題があります。せっかくお金を払ってきてくれるお客さんが楽しめないようなマニアックな選曲になっては申し訳ないし、かといって無節操にヒット曲を羅列するのもなあ・・・と考えるとどうにも先に進みません。
そんな中でも例えば「Day Tripper」「I Feel Fine」「Taxman」といったかっこいいリフを持つ曲なんかはライブ向きなんじゃないかと思います。「I Saw Her Standing There」みたいなロックンロール曲は乗れますが「And I Love Her」だと曲はいいんだけどややクールダウンする感じ。曲順を考えないとえらいことになります。
今あれこれ曲を聴きなおしているところなんですが、意外に「Help!」というアルバムはライブでやれそうな曲が並んでいて、ちょっと狙い目なんじゃないかと思っています。アコースティックサウンドを中心に据えた、「For Sale」なんかと同じく比較的地味なアルバムですが、両方とも”手ごろな”曲が多くて、なかなかいい感じです。
まあ今度みんなで集まったときにいろいろ意見も出るでしょうからそれからの話ですが、基本的にビートルズの特徴でもある美しいコーラスを聞かせられるような曲を中心に推薦してみようかと思っています。
「Michelle」「Mother Nature's Son」「Across the Universe」「Blackbird」なんかはTAXMENでやってもいいかなと(できれば)。「Martha My Dear」「When I'm Sixty Four」も二人でやれないことはないです。アコギでピアノ曲をやるのは結構好きなのでぜひやってみたいですね。