2009年12月28日月曜日

BSEメンバー紹介・・・ジョージ・武藤・ハリソン


僕がこのブログの筆者です。一応ジョージ役となっていますが、恐れ多いです。全然役目を果たしていません。コピー嫌いの癖がまだ抜けなくて迷惑かけてます。来年はも少しちゃんとやるぞっと!
ビートルズバンド経験はBSEが初めてで、いわゆる初心者です。ギター歴は長いですが、むやみに長いだけで大したことはありません。キャバレーバンド上がりなので他人の歌伴は結構好きですが、自分で歌うとなると激しくとっちらかります。
マイ・フェイバリットはやっぱり「While My Guitar~」ですが、最初に好きになったのは中学生のときに見た映画の中で使われていた「I Should Have Known Better」。もっとも、当時はCCRに夢中でしたが。
ビートルズ以降の70年代ロックの飛沫を浴びて育ったのち、JAZZに没頭して最初に自費で買った楽器はアルトサックス(テナーは大きくて重いから)。アイドルはソニー・ロリンズでした。その後キャバレーのピアノトリオでベーシストとして仕事するようになり、大学中退。さらにフュージョンブーム到来で別のバンドでギタリストとして16ビートに挑み、AORに傾きました。譜面が読めないと仕事がないので無理やり読む練習をしました。いまでも何とか大丈夫みたいです。
最初は後期ビートルズが好きだったんですが、いまは「For Sale」みたいなアルバムが好みになりました。最高傑作はサウンド的にも楽曲的にもたぶん「Revolver」だと思います。好きか嫌いかでいうと「White Album」が好きです。評価は低いみたいですが、リンゴのドラムが全編にわたってカッコイイ「Magical Mystery Tour」もいいかなと。
ジョージはメンバーの中で一人スタジオミュージシャンみたいな雰囲気の人ですが、ギターを弾いているときのジョージは少年のようで、いい感じです。ジョージの曲はシンコペーションが多く、歌い回しにも独特のタメというか粘り気があります。彼のリズム感覚にはちょっと興味があります。
僕はギタリストとしては全然ジョージには似ても似つかない人間だし、真似する気もないのですが、せめて雰囲気だけでも近づきたいとは思っています。聴いてくれる人をがっかりさせないように、何とかしたいと思いますので、来年もBSEをよろしくお願いいたします!

BSEメンバー紹介・・・ジョン・桑名・マッサートニー


メンバー最年少で今が旬のボーカリストといっていいと思います。シンガーソングライターでもある桑名さんは他のさまざまなバンドで積極的にライブ活動を行っているのでご存知の方も多いでしょう。
結構マニアックでヘンテコ系のビートルズ曲が好きなあたりは僕と共通するものがありますね。声のニュアンスとか強弱、盛り上げたり引っ込んだりといったテクニック的な部分で時折悩んだりするようですが、市内でも指折りのハイトーンボーカリストであることは間違いありません。
ビートルズは元気溌剌で怖いもの知らず、ノリ一発で勢いのある初期のイメージと、内省的で混沌とした現代を象徴するような重たい曲が多い後期のイメージがありますが、桑名さん自身の好みを度外視して客観的に見ると、桑名さんの声は初期の曲に合っているような気がします。ぜひ津野さんとのワンマイク・ツインボーカルを期待します。きっとビジュアル的にもサマになると思いますので。
BSEがなんとかビートルズバンドとしての体裁を保てるのも桑名さんのボーカルあっての話で、その意味で中心メンバーの一人といっていいと思います。ビートルズバンド歴も僕などよりはるかに豊富で、曲もよく知っています。年は若いですが頼りになる存在です。
今後はできればビートルズのルーツでもあるR&BやC&Wの曲も聴きつつ、そのエッセンスを身に着けるとオリジナルを作るうえでもプラスになるのかなと思ってみたりします。と同時に、演奏していて自分自身楽しいんだ、ということを体で表現する意識を持てば、さらに見ごたえあるパフォーマンスが期待できると僕は思っています。このことは桑名さんに限らず、メンバー全員に言えることですが、とりわけリードボーカルというポジションにいる桑名さんへの期待は大きいということです。
桑名さんがしっとりとしたバラードを何の苦もなく歌いこなせるようになったとき、BSEは極上の大人のバンドになると僕は思っています。

BSEメンバー紹介・・・アップルスター三浦


三浦さんは(ご存知の方も多いかと思いますが)郡山市役所裏の沖縄料理店・貝願亭の店主で、沖縄の民族楽器愛好家が集まる郡山三線会の主要メンバーでもあります。なかなかドラムの練習をする時間がなさそうなのが残念ですが、さすがは元プロというか、雰囲気のあるドラマーです。
前にも書きましたが、僕は何より先にドラムとシンクロすることを心がけるタイプなので、三浦さんのプレイを聴きながらそれに乗っかってギターを弾いているという感じになっています。個人的には三浦さんの音色が好きで、自信を持って叩いているときの三浦さんの音はすごく気に入っています。
三浦さんの8ビートはイーブン(8分音符が均等の長さ)なので、ややシャッフル気味のリンゴのビートとは違いますが、それがBSEのカラーを決定するひとつの要素になっていると僕は思っています。リンゴのビートは確かにビートルズのサウンドの中で聴くとベストマッチで、僕も当然大好きなのですが、では仮に一緒に演奏したらどうか、と考えると、おそらく”やりにくい”タイプのドラマーなのではないかと思われます。リンゴはいわゆる”重たい”ドラマーで、オカズなどは過剰なまでの”タメ”があります。ミディアムからスローのテンポだと、時としてテンポが遅くなることさえあります。一緒にプレイしてやりやすいのはむしろ三浦さんのようなイーブンなタイプのドラマーです。
僕は本番中に他のメンバーの表情をみながら演奏するのが好きなのですが、三浦さんは僕が顔を見るとすぐに反応します。演奏中の三浦さんはとてもいい顔をしています。お互い顔を見合わせながらテンションを高めつつ気持ちをあわせていくことが僕は生演奏の中では重要だと思っているのですが、きっと三浦さんも同じ思いなのではないかと僕は勝手に思っています。
なんとなくですが、三浦さんにはいわゆる”バンドマン”の雰囲気を感じます。一方で例えば赤木小学校ライブのステージ袖で子供たち相手に”即席ドラムスクール”をやったりする場面などを見ていると、優しい父親のイメージが想像できます。
ビートルズ以外でもなんでもいいから一度本格的に汗だくになるまで一緒に演奏してみたいプレーヤーの一人です。

2009年12月21日月曜日

BSEメンバー紹介・・・守田オールマイラヴィング


郡山市内でバンド活動を行っている50歳代の人間の中でおそらく最も有名なのが「銀ちゃん」=守田さんではないかと思います。僕のボスでもありますので、普段は「社長」と呼びますが、バンド内では平気で「銀ちゃん」と呼んでいます。
BSEではベースを担当していますが本来はギタリスト。ジャズからハードロックまでこなします。最近はジャズギタリストとしてあちこちのライブハウスに出演することが多いようです。頼まれればF協メンバーとして他のバンドの助っ人ベーシストとして献身的にライブをこなします。
とにかくライブ好きで勉強家。BSEの理論的支柱といってもいい存在です。
ビートルズはもちろん少年時代に体験済みで、ビートルズバンドもいくつか参加していますからベテランといっても良いのではないかと思います。ただし、ビートルズバンド経験者としては珍しく歌を歌わない人で、たぶんビートルズの全体的なサウンド自体が好きなのだろうと思われます。
ベースプレイヤーとしては、割とはっきりとした、印象的なベースラインになっている曲を好むようです。ポールと同じタイプのベーシストなのかもしれませんが、ポールのようなピック弾きはやりません。どちらかというと後期のサウンドが好きなようです。ベースプレイヤーならば当然といってもいいでしょう。実際、ポールのベースは「ラバー・ソウル」あたりからぐっと洗練されたメロディアスなものに変化(きっかけはおそらく”ミッシェル”だと思います)していますから、たぶん銀ちゃんもそれ以降のビートルズが好きなのではないかと思われます。
BSEが仮に聴くに堪えるバンドだとするなら、それはこの銀ちゃんのベースと三浦さんのドラムによるところが大きいと僕は考えています。言い換えれば僕や津野さん、桑名さんがさらにしっかりしたハーモニーをとることができれば、BSEはもしかしたら頭ひとつ抜け出したバンドになるかもしれません。

BSEメンバー紹介・・・津野サトクリフ


繰り返しになりますがBSEは津野さんなしには成立しないバンドで、このバンド独特の一種ふんわかとしたムードは津野さんの存在あってのものです。リアルタイムでビートルズを体験しているという意味でその存在は重要です。
津野さんの音楽体験の中でおそらくR&RとSOUL、そして初期のフォークソングというのは結構大きな割合を占めているのではないかと思われます。年代的に考えれば当然といえば当然なのですが、特徴的なのは、肉声のハーモニーに対する思い入れが強い点です。
これは僕も同じで、大体においてビートルズが好きになった大きな理由としてハーモニーが美しいということがあったわけです。しかもビートルズの場合、そのセンスがかっこよくて、例えばイーグルスやドゥービーズあるいはCSN&Yのようにハーモニーがきれいなバンドは他にもたくさんありますが、ビートルズは主旋律にハーモニーをつけるというだけでなくコーラス自体が独自の動きをします。こういう言い方があたっているかどうか分かりませんが、むしろレイ・チャールズ・シンガーズのような形に近いと僕はひそかに思っています。
それはともかく、津野さんの音楽履歴はなかなか興味深く、僕のように仕事がらみで広く浅く聴いていた人間にとっては非常に面白い話を聴くことができます。ビートルズでいうとジョージ系の曲は津野さんに向いています。歌いまわしに関しても、たぶんBSEの中では津野さんが一番ビートルズの雰囲気を出せるのではないでしょうか。キーの高いところを桑名さんと交代して、あとは全部津野さんのボーカルでも良いのではないかとさえ思っています。
とにかく年1回しかない単独ライブに注ぐ津野さんの情熱は半端でなく、それは今回のキーボードプレイにも現れています。この類まれな情熱が冷めない限りBSEは不滅であると僕は高らかに断言します!

2009年12月17日木曜日

BSEライブ無事終了!

なにはともあれ2009年・BSEライブは、大盛況だった昨年とほぼ同じくらいの観客の皆様に支えられて今年も無事終了することが出来ました。来ていただいた皆様、スタッフの皆様、その他応援していただいた皆様に心より感謝いたします。
もちろんメンバーの皆さん、とりわけ事務局の津野さんには本当にご苦労様でしたと言いたいです。反省点はいくつもありますが、おおむね昨年より”上達した”とのお客さんの評価をいただき、何よりの励みになります。

今回は名盤「アビー・ロード」のA面全曲を前半にぶつけるという大胆な構成で、途中にTAXMENとChangie Jump(チャンジー・ジャンプ)のユニットによる演奏を挿入するという形をとってみました。全曲ビートルズで押したほうがいいという意見もありましたが、選曲はともかく、メンバーの持っているポテンシャルの高さをアピールしたいという津野さんの配慮は一応功を奏したのではないかと思っています。初お披露目の津野さんのキーボードも今後はBSEに欠かせない要素になってくる気配が濃厚です。あとはハーモニカとパーカッションでしょうか。どちらもビートルズサウンドに欠かせないアイテムですので今後はBSEでも取り入れていくことになると思います。
とりあえずライブ終了のご報告と、お世話になった皆様への御礼をさせていただきました。
本当に、有難うございました!!

2009年12月13日日曜日

本日BSEライブ本番です!



いよいよ本番を迎えることになってしまいました。(いつも思うことですが)時間さえあればもっと上手くできたのに・・・まあ言い訳に過ぎませんが。とどのつまりは今の演奏が自分の実力です。今はただ来てくれたお客さんに楽しんでもらえればそれでいいと思っています。
ライブをやるというのは、何かの企画に乗っかるというのであれば別ですが、自分たちで企画するのは大変で、その意味で事務局の津野さんにはご苦労をかけました。次回からはもう少し側面で力になれたらと思っています。時間がないのは誰もが同じで、アマチュアでやっている人はみんな条件は一緒なわけで、次からは言い訳しないで済むような準備をしていきたいと思います。
とにもかくにもお金を取って演奏するわけなので全力でやらなければみんなをがっかりさせてしまいます。それだけは肝に銘じて、本日6時30分より郡山市・中町peak actionにて、BSEライブvol2敢行いたします!

2009年11月18日水曜日

BSEライブ間近!

まだ時間があると思っていたらいつの間にか目前に迫ってきたBSEライブ。仕上がりが心配になってきました。前回より難しい曲を選んでいるので、なおさらです。そこそこの音は出ている気がするのですが、胸を張って人前で聴かせられる状態かというと、正直あと一息というのが本当のところです。
とにかく練習時間がないのが悩みで、特にコーラス部分は聴かせどころでもあるだけに大変です。コーラスをつけながら楽器を演奏する難しさを思い知らされる毎日。わが身の不器用さがもどかしい!それでも中には徐々に格好が付いてきた曲もあって、決まればいい感じになるだろうという気がしてきました。
ビートルズの場合、深く追求していけばいくほど難しくなっていくというやっかいな要素があって、ある意味ではどこで線引きするかということも問題になってきます。BSEは完コピバンドではないので、歌い回しから音色、フレーズにいたる全部を真似るということではなく、あくまで音楽として一定のレベルに達するようにということを重点においているわけですが、だからこそ、どの時点でBSEの音になったと判断するかがポイントになってきます。
メンバーの考えもそれぞれあるかと思いますが、僕は例えば歌いまわしもフレーズもよく真似ているけれどリズムがバラバラだとかいうのでは問題外だと思っています。まずはバンドとしての音がちゃんと出ていて、そのうえで似ているか似ていないかという話になってくるものだと思うわけです。つまりムリに真似しようとしておかしな音になるよりは、むしろ似ていなくとも自分の良いところが音として出ていればOKだと思うのです。異論もあるかと思いますが、僕はまずバンドアンサンブルをきっちり固めて、そこから各々の考えに基づいてビートルズサウンドを追求していくという方法のほうが良いと思っています。
ともあれ、時間のある限り音をまとめて、聴きに来てくれるお客さんに喜んでもらえるようなイベントにしたいと、それだけを考えて残りわずかですが集中していきたいと思います。

2009年11月2日月曜日

2009赤木小学校ライブ


クリスマスライブの前哨戦ともいうべき赤木小学校チャリティーバザー会場でのライブが10月18日に行われました。体育館でのライブで音響的には難しい状況でのライブでしたが、持込PAでなんとかこなしました。当日はフラダンスあり先生方の余興あり小学生の交響楽から大人の室内楽まで多彩な演奏が繰り広げられて、なかなかの充実ぶり。
わがBSEは桑名さんが都合で欠席。リードボーカル不在の中で、ボーカルを他のメンバーに振り分けての苦心の選曲となりましたが、そこはビートルズ、曲がそもそも良いのでとりあえず格好はつきます。珍しく三浦さんのコーラスも入りましたが、当然というかソツなくこなしていい感じ。前にも別のブログで書きましたが、BSEはなんといってもベースとドラムがしっかりしているので歌さえ決まれば大きな破綻はありません。これは重要なポイントで、楽器構成がビートルズに似ているとか、フレーズを細かくコピーしているとかという以前にバンドとしてまとまっているかという点が僕は大事だと思っています。もちろんまだまだ欠点は多いですが、言い換えれば今後の伸びしろも十分あるということではないでしょうか。
クリスマスライブまで日にちも残り少ないですが、なんとか聴かせられるレベルにまで持っていきたいと思います。

2009年10月27日火曜日

BSE・2009クリスマスライブvol.2のお知らせ


去年はびっくりするほどの盛況だったBSEクリスマスライブ。その第2回目となるライブが今年も行われます。
--------------------------------
日時:2009年12月13日 18:00開場 18:30開演
場所:郡山市中町タカマツビルB1 ピークアクション
チケット:¥2,200(ドリンク別)
連絡先:090-5842-2409(事務局・津野)
--------------------------------
今回は後期の傑作アルバム「Abbey Road」からの選曲が中心で、結構大変ですが、せめて雰囲気だけでもなんとかしたいと奮闘中です。繰り返し書いていることですが、僕らは別に昔を懐かしがってビートルズを演奏しているのではありません。実際、新しい発見がいくつもありますし、練習を通じて僕らは少しずつ進歩していると思うんです。この年になって進歩するというのは自分で言うのもなんですが、ある意味すごいことで、これもビートルズのおかげといえます。
第一、ビートルズというものが存在していなかったら僕らは出会わなかったかもしれないわけですから、思えばビートルズサマサマなんですよね。50年以上も生きているといろんな事があって、楽しいことばかりではなく嫌なことや辛いこと、悲しいこともたくさんあります。そんな時、いつもビートルズがいてくれたというのはとてもありがたいことです。マイルス・デイビスやビリー・ホリディも大好きですが、ビートルズのようなわけには行きません。僕にとって(そしてたぶん他のメンバーにとっても)ビートルズは特別な存在です。そんな思いを伝えられたらこれに勝る喜びはありません。
皆様のご来場をお待ちしています。

2009年9月5日土曜日

BSE練習曲・・・Come together

これはチャック・ベリーの「You Can't Catch Me」の盗作ということで裁判の結果ジョンが敗訴しているイワクつきの曲です。歌詞の内容についてはメンバーそれぞれのことをジョン一流の辛辣さで歌ったものというのがどうやら定説になっているようです(1コーラス目からジョージ、ポール、ジョン本人、リンゴの順らしい)。
傍から見ると揶揄されているとしか見えない他のメンバーもちゃんと演奏に参加しているというのは不思議です。これはきっとジョンだから許される行為なのでしょう。みんなジョンの性格を知っていたから、そのことでモメたりはしないんですね。第一、曲としてカッコイイですから、文句のつけようがないです。とりわけベースラインとドラム。これだけですでに曲になってます。

2009年9月4日金曜日

BSE練習曲・・・Octpus's garden

ビートルズ在籍時代にリンゴが作った曲は2曲しかありませんが、そのうちの1曲です(もう1曲は「Don't Pass Me By」)。ジョージがかなり手伝っているので曲としての出来はなかなかいいです。ジョージのよく歌うギターソロもgood!なによりリンゴが歌う曲を演奏するときの他の3人のメンバーの楽しげな雰囲気がよいです。
リンゴの歌はさほど上手くはありませんが、人柄が良く出ています。難しいことは考えないで、楽しくやろうよ、というのがリンゴ。性格そのままの歌です。実際演奏していても楽しい曲で、ややケレン見のあるポールの見かけ上の楽しさとはちょっと違った、底抜けの楽しさがあります。1回聞けばすぐ覚えられそうなコード進行(Eの循環コード)とメロディラインですが、コップの水をストローでブクブク・・・のSEを含めアレンジは結構凝っています。

2009年9月3日木曜日

BSE練習曲・・・Maxwell's silver hammer

マザーグースの歌を思い起こさせる言葉遊びの曲ですが、いかにもイギリスっぽい「一見可愛いらしいが実は残酷」という内容の、ヘンテコな歌です。ポールの独壇場といえる曲で、数十回も取り直したというから(ジョンもジョージもこの手の曲が好きだとは到底思えないので)ポールに付き合わされた二人の苦痛は相当なものだったのではないでしょうか。
バックでシンセがカウンターメロディのようなものを奏でているのが独特の雰囲気を醸し出しています。相変わらずコハーモニーのセンスは抜群ですね。1コーラス目はバックコーラスなしで2コーラス目からハモリが入ってくるパターンはよくあります。しかもビートルズの場合、3コーラス目はパターンがちょっと違っている場合が多く、この辺がキモなのかもしれません。
ポールのこういうレトロ調のオフザケがジョンを時折怒らせることがあったようですが、アルバムとして聴いてみると、重苦しい感じのジョンの曲や、ジョージの繊細な泣き節の間にポールの洒脱で軽やかな曲が挟まっているのは決してバランスとして悪くないと僕は思っています。

BSE練習曲・・・Because

「Because」に挑戦と言うのはいささか無謀かとも思われましたが、やってみればなんとかなるものです。簡単な曲ではありませんが、雰囲気はつかめてきたように思います。
3声を2回オーバーダビングしているこの曲は、John色の濃厚な文学的な雰囲気のある曲ですが、ビートルズの場合、そういう曲に限って動機がテキトーな場合が多いようです。ベートーベンの「月光」の譜面をふざけて上下逆に見て(ヨーコが)ピアノで弾いたのを面白がったJohnがそこからヒントを得て作った曲と言われています。実際はどうだかわかりませんが。
3声の最高音部だけがメロディが動いて他は固定されているといったアイデアはPaulのものと思われます。普通のロックバンドが考え付くハーモニーとは思えない高度なメロディラインは、まさしくビートルズの高い音楽性を象徴する1曲なのではないかと思います。のちに高学歴ハイテクバンド・クイーンが登場するまで、こうした試みにチャレンジするロックバンドはありませんでした。
決してライブ受けする曲ではないですが、今回のBSEライブの成功を占う1曲になるかもしれません。

2009年9月2日水曜日

BSEライブへ向けて特訓中!#1

と言っても大したことではありませんが、前回ライブの反省も踏まえて、コーラスを強化しようということで津野、桑名、武藤の3人でコーラス練習を開始。すでに3回ほど消化してなんとか形になってきた感じです。
ビートルズの場合、コーラスは3声をオーバーダビングしたりしている(それどころかリードボーカルさえ後からユニゾンで重ねている)のが結構あって、再現するのは至難の業ですが、せめて雰囲気だけでもというわけです。
3人で練習してるうちにふと、ジョンやポール、ジョージもこんな風に若い頃は3人集まってギター一丁で連日練習を重ねていたのかな、などと思いながら、なんかいい感じでした。
ある意味、コーラス練習と言うのは”チームワーク”ですので、バンドのまとまり具合がモロに出るものです。同じメンバーで長いことやっているバンドはコーラスも上手ですよね。誰が欠けても成立しないコーラス。その良し悪しは”調和””協調性”という、人間関係で最も重要な部分にかかわってくるものです。歌が上手いか下手かが問題なのではなくて最後はセンスというか、自分のポジションをいかに理解しているかにかかわってくるのだろうと思います。
僕は多重録音でマンハッタントランスファーのコピーに挑戦したくらいコーラスが大好きで、その意味でビートルズという最上級の”コーラスグループ”の曲を演奏できるチャンスをBSEに参加することで得ることができたのを幸せと感じています。
さて練習の具体的な成果については後日また。

2009年5月8日金曜日

TAXMENの話もしないといけないぞ


そうです、TAXMENもゲリラ的に出没していたんです。5月3日の須賀川市ロックタウンでの車上ライブ(4tトラックの荷台でのライブ)にTAXMENは出演していたのでした。日付が前後しますが、この話も少し。
TAXMENはある意味でBSEが細胞分裂したようなものでもありますのでビートルズがやはりメインとなります。ですが自由度はかなり高いといえます。アレンジも変えますし、多少お笑い系(!?)も入ります。質ははっきり言って高くはありませんが、機動力はあります。ニューミュージックからソウルまでやります。jazzや歌謡曲もやるかもしれません。聴いてきた音楽、演奏してきた音楽をごたまぜにして出します。BSEのときと違って、お客さんより自分たち優先、やったモン勝ちです。
個人的には「Here comes the sun」が良かったかなと思ってますが、やっぱり「Joke」は欠かせません。胸にしみる津野さんの定番です。GAROも良かった(「たんぽぽ~学生街の喫茶店」)という話もあります。「a place in the sun」は4ビートでやってみました。割とイケたんじゃないかと思ってます。次は「sunshine of my life」などいかがでしょうか。
須賀川のスタッフの皆さんにはお世話になりました。とりわけ安物改造の天才・孤高のギタリストTANZYには厚く御礼申し上げます。マイルスの「so what」からグローバー・ワシントンJR「just the two of us」はてはビートルズ「dear pludence」までナイスな選曲で楽しませてくれました。
ほかにもアポロチョコシアターのソウルフルなステージなど見ごたえ十分のイベントで、企画した須賀川のミュージシャン、スタッフのパワーを感じた一日でもありました。

BSEのさらなる発展のために


DAKARA音楽祭はBSEにとってはモチベーションを維持するための重要なイベントでもあったわけですが、それはそれとして、野外会場という面白さもあってけっこう雰囲気としては悪くなかったように思います。個人的に子供の頃よく遊んだ公園で懐かしさもあり(その頃とはだいぶ変わってはいますが)、DAKARA音楽祭というよりF協のイベントという感じでした。こういう場面になるとやっぱりbunさんを思い出します。一杯やりながらどこかで見ていてくれたかもしれません。
終了して、数々の反省点をふまえつつの津野さん宅での打ち上げとなったわけですが、桑名さん、佐藤さんは都合が悪く、銀ちゃん、津野さん、武藤の3人だけとなりました。途中で近所の方が飛び入り参加したり、銀ちゃんとジャムったりと結構楽しい打ち上げでした。イベントもさることながらこの打ち上げが楽しくて、ギター片手にお遊びビートルズというのもまたいいもんです。準備していただいた津野さんと奥様に改めて御礼申し上げます。
こういう時だけは普段歌わない銀ちゃんも歌ってくれますが、銀ちゃんのボーカルもなかなか味があります。今回参加できなかった三浦さんもそうですが、歌わないからといって歌えないわけではありません。いつかお届けできる機会があると思います。
自分としてはもっとサウンド面の気遣いというのが必要だと感じています。ビートルズの場合、メインはもちろんボーカル(コーラス)ですが、ギターはサウンドの色付けに重要な役割を果たしているわけで、アンプのセッティングも含め、もっとちゃんとやろうと思っています。「Abbey road」に挑戦という話も出てきていますので、なおさらこのことは重要になってきます。ビートルズは僕にとってナツメロではありません。パワーの源といってもいいものです。そう言うからには、それなりの演奏をしないとダメですよね!

2009年5月6日水曜日

DAKARA音楽祭終了!


5月5日の郡山DAKARA音楽祭のライブは無事終了しました。イベントスタッフの皆様、F協の皆様、出演者の皆様、お疲れ様でした。またなにより聴いてくださったお客様に深く御礼申し上げます。
BSEのパフォーマンスとしてはイマイチでしたが、精一杯やらせていただきました。
あらためてビートルズってすごいバンドだったんだとつくづく思います。曲の素晴らしさやアレンジのカッコよさはもちろん、一人ひとりの能力の高さには驚きます。聴いているだけだと簡単そうに思えますが、あれをライブでやるとなると、例えばリフを弾きながらコーラスを入れたり、リードボーカルが交代したり、ギターの音色が変わったりでかなり忙しく、難なくやっていた彼らはやっぱりスゴイ!と思わずにいられません。僕らははっきり言ってまだまだヒヨコですね。
しかしながら、当日仕事の合間に駆けつけてくれた同僚が翌日、「次はいつやるの?また行きたい!」と言ってくれたのは有難かったです。さらに続けて「昨日はあの後ずっとビートルズを歌いながら仕事してたよ」と言われるとさらに嬉しく、ちょっとは聴いてくれた人に何かを残せたのかな、とほっとしました。
会場にはF協のおなじみのメンバーはじめ須賀川のライブハウス関係者の皆さんや、去年のライブに来てくださった皆さんに来ていただいて、改めて感謝いたします。また当日参加できなかった三浦さんのトラをお願いしたDrs佐藤さんにも御礼を申し上げます。
いわきから参加の女性ユニット「ストロベリー・ローズ」の若いお二人のような新しい仲間とも知り合えてまた楽しみが増えました。メンバーの桑名さんのオリジナル曲も間に挟んだり、我々も新鮮味をちょっとは出せたような気もします。最後に、事務局長はじめメンバーのみなさん、お疲れ様でした。次はもうちょっとビシッと決めたいと思いますので勘弁してください!

2009年4月13日月曜日

5月5日郡山市麓山公園にてBSEライブ

F協(福島県フォークソング協会)が参加する郡山市の音楽イベントにBSEとして出ることになりまして、毎週ペースで練習を重ねている状況です。なにせ時間が少ないのでなかなか思うようには行きませんが、回を重ねるごとに少しずつまとまりが出来てくるのが楽しみです。
今回は自前のライブではないので、ビートルズにこだわらず割と聴き覚えがありそうな曲を選んでいます。メンバーの桑名さん(vo)のオリジナルもあり、比較的ライブでもサマになりそうな曲が多いようです。もちろん、BSEとしてライブを行う場合の選曲についてはみんなそれぞれ意見があり、事務局も大変だとは思いますが、なんとかうまく調整していただきたいと思っています。
ひととおり練習が終わったあとのお遊びもまた楽しいもので、その中でいろいろなアイデアが出てきたりするのでバカにできません。日々の生活に追われて余裕のない毎日ですが、だからこそこういう時間はなおさら大切です。
僕らは決して青春時代を懐かしんで音楽をやっているわけではなく、むしろ今が旬だと思ってやっているのが本当のところです。少なくとも自分に関しては”新曲”ばかりで非常に新鮮だし、こういうチャンスは大事にしたいと思っています。忙しい中をなんとか時間をやりくりしてみんな集まってきているわけで、気を抜くことはできません。人一倍物覚えが悪いので、個人的にはツライものがありますが、人前で演奏するという行為の重大さについては分かっているつもりです。5月5日麓山公園。郡山市民のみなさま、お近くのみなさま、お時間のある方は(ない方も)ぜひお立ち寄りください。曲目、時間についてはまたお知らせします。

2009年2月3日火曜日

ビートルズブログ

仕事で使うために買った雑誌の中にネットマガジンなるサイトの広告が載っていて、ビートルズに関する著名人のコメントを特集した記事だと言うので、どんなもんかと覗いてみました。
e-daysというサイトです。URLはこちら。
http://e-days.cc/features/beatlemania_blog/
ビックリするような記事はもちろんありませんでしたが、あらためてビートルズの影響のすごさを感じました。人間の人生とこんなに深くかかわることの出来る音楽家というのは数少ないですよね。簡単に真似できそうで、実はかなり奥が深くて迷路のような仕組みになっているのがビートルズサウンドの特徴です。ほんとに長い付き合いなんですが、いまだに飽きるということがありません。ギターアンサンブルにしても、コーラスにしても、一味違います。予想もつかないようなオブリガートやコードを無視したようなハモリとかにしょっちゅう出くわします。とりわけ、ヘンテコなメロディーなのに聴いてる人にそう感じさせないようなラインを考えることにおいては天才的ともいえるJohnのセンスには脱帽です。
自分で「Happiness is a warm gun」みたいな曲を1曲でも作れたら、もうこの世に思い残すことはないですよ、ほんとに。

2009年1月3日土曜日

TAXMEN通信開始

とりあえずblog立ててみました。
BSE関係の話題もこちらで取り上げてみようかと思っています。
youtubeにupした2008年12月のBSE初ライブ映像でもまずみてもらいましょうか。