2009年12月28日月曜日

BSEメンバー紹介・・・アップルスター三浦


三浦さんは(ご存知の方も多いかと思いますが)郡山市役所裏の沖縄料理店・貝願亭の店主で、沖縄の民族楽器愛好家が集まる郡山三線会の主要メンバーでもあります。なかなかドラムの練習をする時間がなさそうなのが残念ですが、さすがは元プロというか、雰囲気のあるドラマーです。
前にも書きましたが、僕は何より先にドラムとシンクロすることを心がけるタイプなので、三浦さんのプレイを聴きながらそれに乗っかってギターを弾いているという感じになっています。個人的には三浦さんの音色が好きで、自信を持って叩いているときの三浦さんの音はすごく気に入っています。
三浦さんの8ビートはイーブン(8分音符が均等の長さ)なので、ややシャッフル気味のリンゴのビートとは違いますが、それがBSEのカラーを決定するひとつの要素になっていると僕は思っています。リンゴのビートは確かにビートルズのサウンドの中で聴くとベストマッチで、僕も当然大好きなのですが、では仮に一緒に演奏したらどうか、と考えると、おそらく”やりにくい”タイプのドラマーなのではないかと思われます。リンゴはいわゆる”重たい”ドラマーで、オカズなどは過剰なまでの”タメ”があります。ミディアムからスローのテンポだと、時としてテンポが遅くなることさえあります。一緒にプレイしてやりやすいのはむしろ三浦さんのようなイーブンなタイプのドラマーです。
僕は本番中に他のメンバーの表情をみながら演奏するのが好きなのですが、三浦さんは僕が顔を見るとすぐに反応します。演奏中の三浦さんはとてもいい顔をしています。お互い顔を見合わせながらテンションを高めつつ気持ちをあわせていくことが僕は生演奏の中では重要だと思っているのですが、きっと三浦さんも同じ思いなのではないかと僕は勝手に思っています。
なんとなくですが、三浦さんにはいわゆる”バンドマン”の雰囲気を感じます。一方で例えば赤木小学校ライブのステージ袖で子供たち相手に”即席ドラムスクール”をやったりする場面などを見ていると、優しい父親のイメージが想像できます。
ビートルズ以外でもなんでもいいから一度本格的に汗だくになるまで一緒に演奏してみたいプレーヤーの一人です。

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