2010年1月10日日曜日

BSEライブ2009超個人的総括

怒涛の映像アップロードをいったん終了して、ちょっと小休止がてら総括してみます。
今回改めて前回の映像も見直してみましたが、やはり練習の成果はあるというか、少なくとも個人的にいえば少しはまともになっています。弾きながら歌うということにまるで慣れていなかった前回よりはコーラス参加できているし間違いも前より少なくはなっています。
ですがバンド全体の勢いという点では前回のほうがあったように思われます。前回は初めてということで緊張感が違うのかもしれませんが、だとしたら2回目で早くも緊張感が薄れるというのも問題で、考えてみれば自分のミスも前回は練習不足が原因でしたが今回は気の緩みではないのか、と思えてきました。たった一度のミスが曲を台無しにする恐ろしさを考えなければならないと、つくづく思った次第です。
今回は3声ハーモニーが多く、もちろん上手く言っていない部分が多いんですが、それでもいい感じの箇所もあります。ハーモニーが上手くいっているとちゃんとした曲に聞こえます。ハモリがきれいに聞こえないのにはいろいろ原因がありますが、今回に限っていえば音程の問題より音量バランスの問題のほうが大きいように思われます。やはり僕のパートの音量をもっと上げないと3声のバランスが悪くなって結果的にきれいに聞こえないということになるのだろうと。まだ演奏しながらのコーラスというものになじんでいないということだと思います。
いくつかの自分の欠点(というか悪い癖、例えばマイクに向かうタイミングが遅いとか)も見つかりましたし、修正部分も確認できましたので、次はもう少しマシな演奏になるとは思います。
ギターに関していうと、前回よりは良くはなってますが、まだメリハリがついていないというか、出る所と引く所の使い分けができていないですね。ソロ部分はたぶんもっと出してもいいと思います。全般に自分のパートが引っ込み気味になっているように聞こえます。それとやっぱりリズムでしょうか。ビートルズらしいドライブ感を出すカッティングなど考えていかなければならない課題が出てきたといえます。とりわけ初期の曲をやるときは注意しなければならないと思います。もちろん歌い方についても同じで、かつて自分で洋楽のカバーを集中的にやっていたときに感じた”ノリの悪さ”の問題の多くはボーカルにリズムを感じなかったせいであったことを思い出します。当時自分で多重録音したものを聞くとスローテンポの曲を演奏するときには、ビートを全く感じなくなってしまうこともありました。これはもしかしたら自分だけの問題ではないかもしれないと思いますので(つまり日本人特有の性質かもしれないと)この辺のところは津野さん、桑名さんともよく話し合ってみたいと思います。僕の感じではいわゆる文章で言うところの”句読点”のようなものが失われると、歌にビートがなくなるのだろうと思っているのですが。
なにはともあれ自分としては少しは成長したとはいえ、歩みの遅さにはがっくり来ます。なるべく短時間で仕上げるにはどうするかを真剣に考えないといけない段階に来たのかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿